書き出しは前回と同じで、初心者FXデビューに関する記事を検索しても、初心者にとって参考になる具体的な内容がありませんでしたので、初心者としてどうすればいいのか人柱となり3か月目となりました。
2月、3月とチャートを見てみると、トレンド的にといいますか、季節的にと言いますか、ボラティリティーが大きくない時期だったかと感じます。
また、1分足でのトレードにおいてノイズといいますか、通貨ペア MXN/JPYは、特に、USD/JPYと比べて正確なエントリーが難しいことを感じました。
5分足に切り替えてもやはりノイズがのってくるようです。
完全な初心者の場合、通貨ペアは、USD/JPYがいいと思います。また、ツールが見やすいDMMFXのプレミアムチャートは、初心者にとってとても見やすくトレードに慣れていくには非常にいいチャートです。
初心者FXデビューする上で、DMMFXは、とても優れたサービスだと思います。
FXデビューして3ヶ月が経ちますと、色々なものが見えてきます。
資金管理においては、ポジポジ病を発症しないことが一番重要です。要するに、不必要にエントリーしないことです。
初心者にとって問題になってくるのが、キャッシュバックキャンペーンです。
キャッシュバックキャンペーンは、ロット数に応じてキャッシュバックを受けられるというキャンペーンですが、このロット数に応じてというのが曲者?で、初心者にとってロット数を増やすことは、はっきり言って危険度が増します。
当方の場合、ロット数を増やそうとしてポジポジ病を発症し、マイナスに陥りました。
DMMFXの場合は、通貨ペア関係なくキャッシュバックキャンペーンの対象となっていますが、他のところは、通貨ペアUSD/JPYは除くとか、MXN/JPYの場合は、Lot数を1/10にするとか、要するに、スプレッドの狭いものを対象から外すケースが多く見られます。
0.2などの狭いスプレッドでなく0.6とか0.8のような大きなスプレッドでの取引を対象としたキャッシュバックキャンペーンを行い利益を上げるといった内容が見えてきます。
そんな中で、DMMFXの場合は、全ての通貨が対象という非常に良心的なキャッシュバックキャンペーンを行っていると思います。
しかしながら、だからといって、FX初心者の場合は、目的をキャッシュバックキャンペーンにしてはいけません。
FXデビュー後、3ヶ月のまとめ
FXデビューして3月が経ちましたのでまとめをしたいと思います。
取引内容
3月9日~4月8日 31日(実質21日)
通貨ペア MXN/JPY
損益 -3,000円
新規発生Lot数 214Lot
1Lot当りの損益 -14.02円
ランク:シルバー(シルバー維持)
取引応援ポイント:428pt(428円)獲得
2か月目、3ヶ月目は、急用が入ったり時間的に余裕がないため通貨ペア MXN/JPYで1分足から5分足、10分足にして取引を行ってみました。
今回、損益が-3,000円となっています。
今まで通貨ペアUSD/JPYで1分足でのトレードがメインでした。
通貨ペアUSD/JPYで、ポジポジ病を治すことで損益がプラスになることを確認しました。
2か月目に入って通貨ペア MXN/JPYもトレードするようになりましたが、1分足でのノイズが多いため、5分足で行うのですが、実際、5分足でもノイズがでますので10分や15分足にしてのトレードになりました。
※1分足~15分足は、ノイズがのってくるので時と場合によってエントリーするタイミングが微妙にずれます。
また、1分足ではなく5分足、10分足、15分足、30分足となってくると、考えることがあります。
それは、損切に関することです。この損切設定をできるだけ小さくしてリワードが大きくなるようにする必要があります。
リスクリワードが1:1では、話にならないと思いますし、1:2でもリスクが大きいと思います。
やはり初心者だからという訳ではありませんが、1:4以上にならなと安心できないという部分があります。
そのためには、トレンド転換したタイミングを狙ってエントリーすることが条件になってきます。
一番オーソドックスなのは、第2波が来て第3波になるタイミングを狙うのが一番いいのではないかと思います。
上のチャートのように上昇トレンドになって200EMAを踏んでエントリーするか、さらに待って再び200EMAにタッチして(リターンムーブ確認)からエントリーという感じです。
1分足では、ノイズの関係で200EMAと15EMA、そして25EMAの3つを使っています。
ノイズがあるためこの15EMAがけっこう役に立つのですね(^^♪
実際に数百回とにらめっこしているとわかってきます。
※30分足、1時間足、4時間足の場合は、ノイズを考える必要がないので、200EMAと20EMAの2つで事足りるようです。まあ、これくらいの足になると細かく見る必要がないので。
1分足では損切設定をあまり考えなくてもpipsも大きくないため利確しやすいのですが、1時間足、4時間足でトレンドを確認するのは当然だと思いますが、30分足とかになってくると1分足と比べてpipsが大きくなるので損切設定がとても重要になってきます。
30分足や1時間足で第2波から第3波に切り替わるタイミングでエントリーできれば、いわゆる損切幅を小さくすることができれば、1:5を狙うこともできると思います。
もし1:5を狙っていて怪しい動きをしていたら早めに決済すればいいのですから。
結果的にリスクリワードが1:3になったとしてもそれはそれでOKです。
一番頭が痛いのは、エントリーと逆方向に動いた時でしょう。
しかし、この時のリスクの幅(割合)が適切なら大きな問題はありません。
ロングの第3波になると思っていたけど、ならないでトレンド転換して下降していったという事になります。
トレンド転換が起った場合、所謂トレンドが崩れた時が損切となるはずですので、リスクリワードをいかに有利に取るかを考えるようになりました。
これを練習するには、ツールの使い勝手がいいものを使って低通貨数(通貨数100とか)で行ったほうがいいことを感じましたので、他のツールで低通貨数も可能で通貨ペアの多いFXを探して低通貨数でのリスクリワードの練習をすることにしました。
こういったこともあり、1万円のキャッシュバックの条件だけを成立させることだけに主眼を置いたこともあり、3ヶ月目の損益がマイナス3,000円になったといったところでしょうか。
結局のところ、キャッシュバックキャンペーンは、FXデビュー者の場合、手を出してはいけないという事がはっきりしました。
まだエントリーに慣れていないのにLot数を増やすということはリスクが大きくなるばかりでなく、ポジポジ病を発症して資金管理ができなくなってしまうことにつながるからです。
当方もLot数を稼ごうとして一気にマイナスになってしまいましたし、ポジポジ病を治して悪い流れを断ち切るのに一苦労しました。
資金管理
キャッシュバックキャンペーンを目標にすると資金管理ができません。
資金管理を考えた場合、いかにポジポジ病を予防し、自信のあるところでエントリーし、いかにリスクリワードを有利にするかが大きなポイントとなってきます。
初心者のうちは、一番身近なUSD/JPYでトレードを行うのがいいと思います。
実際に当方はUSD/JPYでトレードに慣れていきました。途中、キャッシュバックキャンペーンに意識を置いてしまったためにLot数を稼ぎにいって資金管理が崩れてしまいました。
キャッシュバックキャンペーンは、初心者は目的にしてはいけません。
3ヶ月という短い期間では無理があることがはっきりしました。
キャッシュバックキャンペーンに重点を置きすぎて月々の損益がマイナスでは話になりません。
取引応援ポイント
獲得ポイントは、3ヶ月で1600ptを越えました。
1pt=1円ですので、1,600円に交換できます。
この取引応援ポイントは、非常にいいサービスです。
DMM FXの「取引応援ポイント」は、とてもいいプログラムだと思います。
1,000pt以上にならないと交換(1pt=1円)できませんが、ゴールドを維持していれば、定期的に1,000円をゲットできます。
ゴールドを継続して維持していれば、1lot=3ptの通貨ペアなら月600ptゲットできるので12ヶ月で7,200ptは獲得できる計算になります。
累積新規Lot数
1ヶ月目で498Lot、2ヶ月目で421lot、3ヶ月目で214Lotを獲得したので計1,133lotとなりました。
「最大30万円キャッシュバック」の最低である10,000円キャッシュバックという当初の目的は達成できました。
しかしながら、損益がマイナス1万円を超えてしまっています。
初心者がキャッシュバックを狙うということは、lot数を多くする必要があります。
ということは、短期間に必然的にエントリー回数を増やすということになります。
損益をプラスにしつつlot数を増やすということは、初心者にとって結構な負担になるということがわかりました。
また、時間的な余裕がない初心者の方の場合、このキャッシュバックキャンペーンを狙うのはかなりハードルが高くなると思われますのでおススメできません。
実際、当方も2か月目は時間的な余裕のない中での取引となり、エントリー中に急用が入ってしまったりして、不本意ながらマイナスを計上してしまいましたし。
キャッシュバックキャンペーン3か月間の結果
1ヶ月目、2か月目、3ヶ月目とトータルで3ヶ月の結果を見てみます。
2ヶ月経ちますと、いろいろなことが見えてきます。
1ヶ月目は、通貨ペアUSD/JPYで幸先は順調でしたが、lot数を増やそうとしてポジポジ病を発症して結局損益マイナス5,250円となってしまいました。
2か月目は、通貨ペアUSD/JPYでは、ポジポジ病を克服し損益プラスでした。
それではと、lot数を稼ごうと通貨ペアMXN/JPYに切り替えて始めるも慣れない通貨ペアのため、また1分足では通貨ペアUSD/JPYとは違い(取引量の違い)なかなかきれいなチャートができにくくエントリーのタイミングがつかめませんでした。
そこでまだ慣れない5分足に切り替えて取引を行い始めた所、なんと!、こんな時に限って!、急用が入ってしまい、しかも2回も!不本意ながら損益マイナス(※)を計上してしまいました。
※この不本意な損益が合わせて、マイナス6,680円。2か月目のトータル損益マイナス8,000円の大部分を占めてしまっています。
3ヶ月目になりますと、さらにいろいろなことが見えてきます。
とにかくキャッシュバックキャンペーンは狙ってはいけないことを。
それよりも、資金管理、リスクリワードを考えるようになりました。
3カ月間の結果
損益 -5,250円 + -8,000円 + ‐3,000円 → -16,250円
新規取引lot数 1,133lot
取引応援ポイント 1,625pt(1,625円)
キャッシュバックは、 1,000lot以上で10,000円キャッシュバックです。
トータルの損益と相殺すると、-16,250円 ー 10,000円 → -6,250円
さらに取引応援ポイントを差し引きして -6,250円 ー 1,625円 → -4,625円
初心者が3ヶ月でキャッシュバックキャンペーンで最低の1,000lotを達成するとなると、かなり無理をすることになることがわかります。
人柱になった当方の見解 「初心者はキャッシュバックキャンペーンは3ヶ月目にどうするかを決める」
初心者の場合、1ヶ月~2ヶ月まで無理をせずに取引に慣れることに重点を置き、キャッシュバックキャンペーンを意識してlot数を無理に増やそうとせず、取引に慣れてきた3ヶ月目に2カ月間のトータルの損益とキャッシュバックキャンペーンを照らし合わせて目標設定をどうするか決めたほうがいいという結論になります。
それはキャッシュバックを狙わなくてもトータルの損益がプラスであればそれにこしたことはないからです。
こうして初心者が取引を行ってくると、一般的に3ヶ月で1,000lotは、可能でも、3ヶ月間の損益をマイナスにしないで行うということになると、かなり厳しいハードルになるのではないかと思われます。
一連の取引に慣れるのに2ヶ月(実質40日)はかかりますので、3ヶ月目でどれくらい数字を伸ばせるかになってくるかと思います。
※2ヶ月と言っても、実質は40日(土日は取引休み)となりますので、多忙な方は、40日のうちのどれくらいの時間を取引に当てることができるかが問題でしょう。
3ヶ月間の損益マイナスを相殺する
3ヶ月間でのトータルでのマイナス(-4,625円)を何で消すかというと、当方にはとっておきの方法があります。
1.他のFX会社のツールの使い勝手を見ることと、低通貨数でリスクリワードの練習ができるかどうかを見極めること。
2.そして、3ヶ月間のマイナスを帳消しにするだけのプラスを手っ取り早くゲットするウルトラCがあります。
こちらで ☟ 紹介していますが、ポイントGETできるサービスを利用します。
下の図のようにLINE証券FXとヒロセ通商のLION FXを使ってみました。
LINE証券FXは、スマホ版のアプリがとても使いやすいです。
最低通貨数は、1,000通貨のため、DMMFX(最低10,000通貨)よりも証拠金が少なく済みます。
また、ヒロセ通商 LIONFXのツールも使いやすいです。特にPCで使う場合は30秒足もあり使い勝手がいいです。
LINE証券FXもヒロセ通商 LIONFXも90日以内に10万通貨の取引をすることで15,000ポイント、12,000ポイントがゲットできます。
DMM FXでトレードをしていたためか、非常にハードルが低く感じますし、あっという間(5日間)にノルマをクリアしました。
これでDMM FXで作ってしまったマイナスを相殺するどころかプラスにすることができました。
あともう一つ試したFXサービスがありますが、これについては次回にしたいと思います。
資金管理
初心者は、資金管理をする上でキャッシュバックキャンペーンに気を取られないようにすることが肝要です。
それは、取引にまだ慣れていないことが最大の理由です。
Lot数を稼ぐことを目的にすること自体が間違っています。
自信のあるところでLot数を上げて取引するのはいいと思いますが、ただLot数を増やしてエントリーするという事は、非常に危険であるという事です。
また、ポジポジ病を知らないうちに発症してしまいます。
当方、体験済みです(*_*)
やはり毎月の損益をプラスにすることが一番の目的です。
初心者がlot数を増やすことを目的にしてしまうと、資金管理が崩壊しかねません。
結論としては、2ヶ月経過時点でlot数が増えていて運よくキャッシュバックを受けられたとか、あと少しでキャッシュバックの対象になるような状況になっていれば狙うようなシチュエーションでない限りキャッシュバックキャンペーンのlot数を目的に組み込まないことが月間の損益プラスに繋がります。
ロング又はショートの3波を狙う
初心者は、まずは1分足での取引となりますが、3カ月間取引をしてきて、ロング又はショートの3波を狙うのが一番プラスを増やすことができます。
※初心者は、慣れるまではロングの3波狙いが間違いないです。取引に慣れないうちにショートを取り入れると、ロングのはずが間違ってショートエントリーしてしまったり、また、逆もあります。
3波で確実にプラスにできれば、月間トータルでもプラスにできます。
lot数の考え方としては、損益プラスにするためのlot数調整をします。それは、自信のある時にLot数を上げるという事です。決してキャッシュバックキャンペーンのためのlot数上乗せではありません。
大事故防止措置
初心者でなくてもそうですが、突然の大事故防止のために損切設定をしておき、即時エントリー時に必ず損切が設定されるようにします。
為替に影響のある様々な指数の発表時に大きく動くため常に損切設定をして置くことは必須です。
3ヶ月間、お陰様でここまで大事故に巻き込まれることはありませんでした。
この大事故に巻き込まれると下手をすると、今までコツコツ増やしてきた損益プラスが一気にマイナスとなってしまいます。
下手をすると口座入金している証拠金も消し飛ぶこともあります。
USD/JPYでの取引でいきなり飛びぬけたりするのを何度も目撃しています。
初心者は、為替変動に関わる指数発表の日は、手を出さないほうが身のためでしょう。
運で取引をしたらギャンブルとなってしまいます。
最後に
3か月間、DMM FXで初心者デビューして取引を行ってきました。
DMM FXは、プレミアムチャートがとても見やすく使いやすいので初心者にはとても向いています。
また、最低Lot数が10,000通貨ですが、FXは立派な投資の一種であることを認識することができるのでいいと思っています。投資というのは慎重に行うものです。
自分自身で取引をするわけですが、思い付きでハイアンドローみたいなギャンブル的にする取引ではないということです。
初心者の場合は、キャッシュバックキャンペーンを目的にしてはいけません。
これを目的に組み込むと、自分も分からないうちに「ポジポジ病」を発症して損益がマイナスになってしまうためです。
ポジポジ病
キャッシュバックキャンペーンを目的にすると、とにかくLot数を稼ごうとしてあちこちエントリーをしてマイナスをどんどん計上してしまいます。
初心者は、1分足でロングの第3波だけを狙いに行くことだけに集中すれば、資金管理もできてきます。無駄なエントリーがなくなるのですから。
初心者はあれこれやろうとせずに一点集中が一番だと思います。
これは知識を詰め込んで頭でっかちにならないようにすることにもつながります。
結果のチャートでなく、動いているチャートを捉える感覚、感性を磨くことが大事と考えています。
それは用語を知らなくても環境状態をはじめとしたローソクの挙動と振る舞い、軌跡から動く先をイメージする訓練に繋がります。
無駄なエントリーをしない(ポジポジ病を発症しない)ことと、得意なパターンを一つずつ自分のものにしていくことが損益プラスに繋がっていくことでしょう。
ひとつでも得意な必勝パターンを身につければそれだけで損益はプラスとなるはずです!
私的には、3ヶ月が経過していよいよFXも本番かなと思っています。
続く…
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