初心者FXデビューに関する記事を検索してみると、これといった具体的な内容がないものばかりでした。
確かに初心者FXデビューだけなら、新規口座開設、入金、取引を1回行えば成立します。
殆どが口座開設のしかたとかメリット、デメリットとか調べれば簡単にわかることばかりで初心者がFXデビューして、実際に実践している内容は発見できませんでした。
検索順位上位にあるものでオリジナリティーのある記事はほぼないといった感じでしょうか。
FXデビュー後、1ヶ月のまとめ
FXデビューして1月が経ちましたのでまとめをしたいと思います。
取引内容
1月9日~2月8日 30日(実質20日)
通貨ペア USD/JPY MXN/JPY
損益 -5,250円
新規発生Lot数 498Lot
1Lot当りの損益 -10.54円
ランク:シルバー(ブロンズから1段階昇格)
取引応援ポイント:514pt(514円)獲得
完全超初心者であるため、1分足での取引を行いました。
1分足での取引に重点を置いたのは、ツールのオペレーションに慣れることと、平均線を含めたローソクの振る舞いを感覚で把握、覚えることが主な目的で、また、資金管理の面でもマイナスを最低限に抑えるため1Lotでの取引を行いました。
最初のうちは、ロングだけにして一日当り10Lot未満(取引回数10回未満)でプラスを重ねて+8,000円くらいまで来ていました。
途中からロングとショートを行うことにしましたが、売り・買いボタンを区別して押すのに慣れるまでちょっと躊躇しました。
ロングとショート、売り・買いボタンを間違って押すことも(>_<)
また、ロングとショートに加えLot数を一日通算15Lot以上にするとじわじわとプラスの損益が減っていきマイナスに転じてしまいました。
人間面白いもので、マイナスに転じると、何とか早く取り戻そうと焦りが出たのかさらにマイナスを計上してしまいました。こうなると、どこでもエントリーをしている自分に気が付かなくなります。
確実にプラスにできる時だけでなく、新規発生Lotを積み上げる目的もあり、不確実なところでのエントリーが目立ちじわじわとマイナスとなってしまいました。
これでは資金管理がなっていません。不要な取引はしないようにしないと損益が自ずとマイナスになります。
資金管理
資金管理を考えた場合、むきになったところもあり無茶なエントリーが連発したためトータルで損益がマイナスとなってしまいました。
2か月目では確実にプラスになるところでエントリーすることでマイナスを減らすことができると見ています。
ランク
ランクは、200Lot以上を達成したのでブロンズからシルバーに昇格しました。
これにより、他の通貨ペアでの取引で2ptゲットできるようになりました。
残念ながら、USD/JPYは、シルバーやゴールドになっても1ptのまま変化ありません。
取引応援ポイント
獲得ポイント514ptとなりました。
1ヶ月目で514ptを獲得したので、この調子なら3ヶ月で1,000pt以上を受け取ることができます。
累積新規Lot数
1ヶ月目で498Lotを獲得したので「最大30万円キャッシュバック」の最低である10,000円キャッシュバックという当初の目的にかなり近づきました。
大きな問題は、損益がマイナスであるという事です。
キャッシュバックを狙い過ぎると取引でマイナスを作ってしまうということが見え隠れしています。
2か月目の目標と攻略
1ヶ月のまとめの結果、2か月目の目標をどうするかになります。
1ヶ月経ちますと、取引をしながら、USD/JPYの他に0.2銭とういスプレッドはないのか、証拠金が少ない通貨ペアはないのかというのが脳裏をよぎります。
もう一つの選択肢
通貨ペアを見ていくと、なかなか面白い通貨ペアがありました。通貨ペアをNZD/JPYにすると、USD/JPYだと0.2銭だったスプレッドが0.7銭となります。
しかし、証拠金が約36,000円となり、72,000円で2Lotでの取引が可能となります。
さらに、MXN/JPYの場合は、スプレッドが0.2銭とUSD/JPYと同じスプレッドとなっていて、証拠金が約3,500円でNZD/JPYの1/10となっています。
これにより目標達成のためのもう一つの選択肢が増えます。
Lot数を2倍(MXN/JPYの場合は、2倍以上可能)にすることができるため魅力的です。
2Lotでの取引なら、500回の取引で1,000Lotとなるし、それ以上ならさらにキャッシュバックのハードルが下がるので。
また、取引応援ポイントも1回の取引毎にシルバーで2pt、ゴールドで3ptとなるのでお得です。
現在は、シルバーのため2ptが適用されます。ゴールドの3ptは、4カ月目からになります。
通貨ペアNZD/JPYを常にチェックしておいて一番狙いやすい環境状態になった時に2Lotで取引というのも考えられます。
が、それよりも
一番気になった通貨ペアは、やはりMXN/JPYです。
証拠金がNZD/JPYの1/10ということと、スプレッドがUSD/JPYと同じ0.2銭であるからです。
通貨ペアMXN/JPYの下見
2か月目の目標を立てる上で必要と思いましたので、通貨ペアMX/NJPYを取引してみました。
初心者にとって通貨ペアMXN/JPYは、USD/JPYよりもチャートがゆっくり動いているので丁度良い。
そのためか、チャートが見やすい。先のチャートのイメージが湧きやすい。
USD/JPYで1ヶ月チャートを見てきたせいか、激しく動かずとてもゆっくりに感じます。
最初からMXN/JPYでは、比較できないので全てが大変に感じるだけでしょう。
1ヶ月間USD/JPYで取引をしてきたのが奏功したかもしれません。
ちょうどおあつらえ向きのシチュエーションになりましたので、ショートが終わりロングが始まろうかという場面です。平均線を越えたのでエントリーをしています。
平均線を踏み台にして上昇するのではないかということです。
短期、中期の平均線が上がってきていましたし、5分足も、10分足も、4時間足でも上りでしたので下がることはなく大丈夫ではないかと…
今までこの見極めは何度も出くわしていて平均線を踏み台にしないと下がることが多々あるので。
短期、中期が上がってくるタイミングまで横移動をして、長期平均線を交差して上昇を始めました。
まあ、上りのこの場面は何度も観てきたパターンです。
左の山の高さまで来たのでとりあえず決済かなと、落ち着いて決済もできました。
さらに上昇するなら、再エントリーかなと…
メンタル的にもかなり余裕がもてて良かったと思いました。
8.687ペソでエントリーして、8.692ペソで決済しています。
差額0.05ペソで+50円という結果でした。
USD/JPYの感覚ですと、500円~1,000円の感覚でしょうか。
証拠金がMXN/JPYは、約3,500円、一方USD/JPYは、約59,000円ですから、当然損益も違ってきます。
MXN/JPYでLotを5にすると、証拠金17,500円となり、今回のケースですと、+50の5倍で、+250円ということになります。
10Lotですと、証拠金35,000円で、+500円の損益に該当します。
今まで、USD/JPYで1ヶ月こなしているので、MXN/JPYで10Lotは、そんなに苦にならないのではないかと推測しています。
ここで注目すべきは、「最大30万円キャッシュバックキャンペーン」において、MXN/JPYで一回の新規取引で10Lotをこなせれば、100回の取引で1,000Lotに到達できるということです。
1ヶ月は、実質20日ですから、1日当り10回の新規取引を行った場合、月間で10回×10Lot×20日→2,000Lotとなります。
3ヶ月目も同じようにこなすことができれば、月2,000Lotですから、3ヶ月で4,500Lotという計算が立ちます。
1日当り11回で40日だとすると、440回の新規取引で10Lotですから、4,400Lotとなります。
この下見を通して見えてきたこととしては、3ヶ月で5,000Lotは、初心者でも無理な数字ではないのではないかということです。
「最大30万円キャッシュバックキャンペーン」で5,000Lotというと、50,000円のキャッシュバックとなっています。
狙えちゃうかもしれない… 問題は、資金管理ですね。
資金管理をしっかりする
3ヶ月で1,000Lot以上を達成しても損益がマイナスでは、キャッシュバックを受け取ってもトータルプラスマイナスゼロ又は、マイナスとなってしまっては、意味がありません。
ましてや、5,000Lotとなると…
少なくとも差し引きプラスでなくては…
また、取引応援ポイントで3ヶ月連続で月間200Lot以上を達成していれば翌月からゴールドランクに昇格します。3ヶ月で1,000pt以上はゲットできるのでプラス1,000円以上は確保できそうです。
1回当り2Lot以上にして取引回数を減らし落ち着いて確実にプラスを取れるエントリーに絞れば、プラスマイナスゼロ以上でLot数も稼ぐことが可能になります。
自暴自棄にならないようにメンタル管理もかなり重要なポイントとなってきます。
今回は、「30万円キャッシュバックキャンペーン攻略」も念頭に置いた資金管理となります。
通貨ペアMXN/JPYでLot数を増やした取引をすることで、1ヶ月目のようなむやみなLot数稼ぎをしてマイナス計上をするといったことを防ぐことができます。
要するに意味のないエントリーをなくすことでマイナスを減らすことができます。
極端な話ですが、今回の下見にあるような上りの3波狙いオンリーのエントリーをするといったことでマイナス要素を減らすことができるということです。
非常にわかりやすいきれいなローソクチャートに遭遇した場合は、10Lotでなく15Lotもあり得ます。
トータルで5,000Lotを目標にすることで、チャンスの場面で15Lotでの取引ができれば、プラスを増やしながら、取引回数を減らしつつも5,000Lotに近づけます。
2ケ月目の目標
キャッシュバック50,000円
おおおおおおぉ!
キャッシュバック10,000円から50,000円に上方修正し、5,000Lotを目指します。
取りあえず5,000Lotを目標にしましたが、Lot数の調整など手探りの部分もあり実際に通貨ペアMXN/JPYをこなして慣れた状態ではありませんので、資金管理に影響が出ないように2か月目の前半を取引しようと思います。
また、USD/JPYでほどよいシチュエーションだった場合は、確実に損益プラスを狙うこともあります。
今回からは、スマホ用アプリによる取引を行うので慣れるまで時間もかかりそうです。
1ヶ月目のようなあちこちに無駄なエントリーをしないことが資金管理につながります。
スマホ用取引ツールアプリのマスター
PC用取引ツール「DMM PLUS」でなく、スマホ用取引ツールのオペレーションに慣れる。
1か月間は、PC用取引ツールのみでのオペレーションに慣れるためスマホ用取引ツールは使いませんでした。
今回、スマホ用取引ツールを使うことにした理由の一つとして、通貨ペアMXN/JPYでエントリーする時にPC用取引ツールである「DMM PLUS」では思ったところにうまく入らないことがわかったからでもあります。
また、PC版の取引ツールですと、一定時間入力がないとセッションが切れてしまうというのもあります。
今回のMXN/JPYの上図の下見の時に使ったのは、スマホ版の取引ツールでした。
PC上でプレミアムチャートを見ながら、スマホ用取引ツールで取引を行いました。
PC用のプレミアムチャートは、5分足、10分足、15分足、1時間足、4時間足… と切り替えがサクサクできるので、とても重宝します。
2か月目の攻略
ロング又はショートの3波を狙う
1カ月間取引をしてきて、どうもロング又はショートの3波を狙うのが一番プラスを増やすことができる感じです。
2か月目は、この3波狙いに焦点を当てたいと思います。
3波で確実にプラスにできれば、キャッシュバックキャンペーンのLot数の積み上げをしつつも、トータルでもプラスにできると計算しています。
大事故防止措置
また、突然の大事故防止のために損切設定をしておき、即時エントリ時に必ず損切を設定されるようにします。
USD/JPYでの取引でいきなり飛びぬけたりするのを何度も見ているので。
1分足での攻略
まだ初心者ですし、1分足は奥が深そうなので、2か月目も1分足での取引に徹したいと思います。
5分足は、1分足の5本分がまとまった一つの足を形成しているはずなので、5分足も参照しながらの取引となるでしょう。
勿論、15分、30分、1時間、4時間、日、週、月の傾向を確認するのは大切なことですからしっかり確認しないといけません。
最後に
2か月目のキャッシュバック攻略として損益をマイナスにしないでLot数を上乗せしていくことが重要となります。
1ヶ月目のように損益がマイナスではキャッシュバックを受け取ってプラスマイナスゼロとかでは意味がありません。
それなら、キャッシュバックを狙わずに確実にプラスを重ねていったほうがましであるという事になってしまいます。
こうならないように無駄なエントリーをやめてしっかり資金管理をしてマイナス材料を作らないようにしなければいけません。
「上りの3波狙い」だけに絞って確実にLot数と損益プラスを積み重ねることが攻略への鍵だと見ています。
1ヶ月目の前半、ロングだけで損益プラス8,000円まで積み上げていたのは、無駄なことをしなかったからであり、途中からショートも交えてLot数も稼ごうとしてジリジリと損益が減り始め、減った分を取り返そうとあちこちエントリーをしてさらにマイナスを計上してしまった反省があります。
初心者はあれこれやろうとせずに一点集中が一番だと思います。
これは知識を詰め込んで頭でっかちにならないようにすることにもつながります。
結果のチャートでなく、動いているチャートを捉える感覚、感性を磨くことが大事と考えています。
それは用語を知らなくても環境状態をはじめとしたローソクの挙動と振る舞い、軌跡から動く先をイメージする訓練に繋がると思っているからです。
無駄なエントリーをしないことと、得意なパターンを一つずつ自分のものにしていくことが損益プラスに繋がっていくのではないかと思っています。
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