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初心者FXデビューをしてまず最初にすることは、為替差益を狙いいかに利益を出すかということでした。
また、キャッシュバックキャンペーンにのせられてポジポジ病を発症するなどで資金管理が崩れ損益がマイナスになってしまうところまでいくという苦い経験もさせてもらいました。
しかし、これは裏技でマイナスは逃れることができました。
ここでは、為替差益から利益を出すのではなくもう一つの方法である「スワップ」から利益を出してみようと思います。
初心者FXデビューする上で、DMMFXは、とても優れたサービスでした。
DMMFXは、スワップにおいても非常に優れたサービスを提供してくれています。
それでは、スワップについて簡単に触れておきたいと思います。
スワップ投資術とは
スワップは、FX取引において発生する利益や損失のことで、2カ国間の金利差によって生じます。
通常の売買益とは別にスワップポイントの蓄積による利益を得ることができます。
※スワップポイント:異なる2カ国間の金利差から得られる利益で通貨のスポットポジションを一晩保有することで発生する金利のことをいう。
金利の高い通貨と低い通貨の金利差がスワップポイント(損益)になります。
具体的には、低金利通貨を売って高金利通貨を買う場合、プラスになりますが、逆の場合はマイナスとなります。
通貨ペアとしては、USDJPY、MXNJPYなど
USD(5.5%) – JPY(0%) ➡ 5.5%
MXN(11%) - JPY(0%)➡ 11%
2国間の金利情勢によっては、スワップポイントのプラス・マイナス関係が逆転したり、売り・買い両方ともマイナスになることもあります。

スワップポイントは、保有するポジションを翌日以降に持ち越す場合に発生します。これはロールオーバーと呼ばれており、通常、ニューヨーク市場クローズ時(米国サマータイムの場合は日本時間で午前6時)に行われます。
通貨ペアの選択
スワップポイントは通貨ペアごとに異なります。
一般的に高金利通貨と低金利通貨の組み合わせでスワップポイントを狙います。
例えば、AUDJPY、NZDUSDなど
ポジションの保有期間
スワップポイントはポジションを保有している日数によって蓄積されます。
長期的に保有することでスワップポイントを最大化することができます。
金利差の活用
金利差がスワップポイントに影響を与えます。金利差が広がっているとスワップポイントも増加します。
金利政策の変更や経済指標の発表によりスワップポイントが変動する可能性があるため、金利政策の発表や経済指標発表前後には注意が必要です。
リスク管理
スワップポイントを狙う時は、リスク管理を忘れないようにしければなりません。
価格変動や通貨リスクに対する対策を考えて取引を行う必要があります。
初心者FXデビュー者の場合、スワップポイントが得られる人気の通貨ペアだと言っていきなり10万通貨でスワップ運用して急激な為替変動が起ったり、さまざまな要因で、ロスカットされて蓄積してきたスワップポイントが飛んでしまっては意味がありません。
ですので、先ず、スワップ取引に慣れるために少ない資金でまた1,000通貨からエントリーできてレバレッジも25倍くらい掛けても無理なく運用できるであろう通貨ペアとXMTradingを選択しました。
シュミレーションでなく実際に行うことを通してスワップ取引に慣れることが必要であると考えています。
スワップポイントを狙う上でMXNJPYペアは人気があるようです。
初心者FXデビューでも人気のあるDMMFXですが、スワップポイントでもDMMFXは優秀ですのでDMMFXはおススメです。
FXデビュー スワップ投資術の試行
FXデビューして為替差益を狙う他にスワップポイントを狙う投資術を試行したいと思います。
いろいろ調べると「スワップポイントで稼ぐ方法」といった記事が多く見受けられますが、実際に自分でまずスワップ投資を試行するのが一番いいと判断しました。
いろいろ検討した結果、一番試す価値がある通貨ペアは、USDMXNとなりました。
MXNJPYでもいいと思いますが、敢えてUSDMXNとしたのは、さまざまな要因があります。
USDMXNを選んだ理由
MXNJPYでも構いませんが、この場合、ロット数やレバレッジの自由度に制限があり、スワップ取引に不慣れな初心者FXデビュー者には、危険度が高めなためです。
もし最初運よくうまく運用できて欲を出してもっとスワップポイントを取ろうとしてレバレッジを上げたり急激な為替変動についていけない保証金になってしまって一気にロスカットという目に遭うのも目に見えています。
決済せず(ポジションを維持したまま)にスワップポイントを獲得することができるDMMFXでMXNJPYをスワップ運用してもいいですが、まずは、USDMXNでスワップ運用の試行、検証した後に、所謂、スワップ取引にある程度慣れてから、DMMFXでのMXNJPYスワップ運用に移行したいと思います。
USDMXN
通貨ペア USDMXN
金利差 USD(5.5%)MXN(11%)➡ 5.5%
ボリューム 2,000ドル(0.01)1,000通貨 ×2(②、③)
レバレッジ 25倍
スプレッド 220円(1,000通貨)
残高 20,000円(15,000円でも可能)
スワップポイント 26円 → 16円/日(買)
※2024.7.10頃からスワップポイントが13円から8円に変更になりました。
26円→ 16円×30(日)×12(月)➡ 9,360円 → 5,760円
運用率(年率) 46.8% → 28.8%~(為替差益を加算するため)
内訳は、上の図の②、③のUSDMXNと二つに分けています。
DMMFXのMXNJPYでは、ポジションを保持したままスワップポイントを受け取ることができます。
しかし、今回使っているXMTrading(USDMXN)では、ポジションを保持しながらスワップポイントを受け取れません。スワップポイントを受け取るには決済する必要があります。
環境認識
日足で下りの第3波であったのでタイミングよくショートでエントリーすることができました。
USDMXNでスワップポイントを狙うには、ショート(売)でのエントリーが必要です。
参考までに、MXNJPYの場合は、ロング(買)でエントリーする必要があります。
ショートでエントリーするためにはできるだけ天井に近いところでエントリーするのが理想です。
③では、18.38347(ペソ)でエントリーし、②では、18.11469(ペソ)でエントリーしました。
メキシコ大統領選挙後ペソが急落したためエントリーの位置としては悪くないと思います。
その後、ペソが安定し始めたのでペソ高になり下りの第3波でエントリーできました。
DMMFXのキャッシュバックキャンペーンで嫌になるくらい1分足での取引をしましたので日足や4時間足のほうがチャートが見やすくていいです。先の青写真が分かりやすい。
まあ、そういう意味ではキャッシュバックキャンペーンもほどほどに(キャッシュバックキャンペーンを目的にしないこと)参加すれば悪いことではないと思います。

為替差益
ショートでエントリーしてるので反発して上昇した時にロングでエントリーしてみましたが、少々問題がありました。
それは、スプレッドが大きいため反転してエントリーした時、損益がプラスにならないうちにまた反転した場合です。
その場合、ロングでエントリーしているので決済しないと損益がマイナスで増えてしまうので決済しなければなりません。
そのため、反転した時の判断が難しくなるため、反転した時は、ロングでエントリーは控えて、再び反転した時にショートでエントリーすることにしたところ、為替差益として残高に約3,000円ほどプラス加算することができました。
裁量によって1000通貨にするか、2000通貨にするか、3000通貨にするかを決めてエントリーします。
この場合は、日足を見ても分かるように基本的に下りですから、ショートでエントリーしても問題ありません。
スワップポイント
下の図のようにスワップポイントが1日26円 → 16円ずつ加算されています。
エントリーの位置が良ければ損益もついてるのがわかります。
損益がプラス10,000円を超えているので決済した場合、14日間で損益11,000円、スワップポイントとしては、プラス約300円(14日間)となります。
ここでは、スワップポイントを獲得しながら反発した時にショートで為替差益を狙い加算することを試行の目的ともしていますが、一旦決済して再度ショートエントリーも考えています。
ちょうど日足で第3波分の損益をプラスで獲得しているので、様子を観て、ペソがドルに対して強い傾向であるなら(ペソ高が進むなら)、一旦決済して残高を増やしてから再度ショートエントリーをしようと思います。
一旦、決済すると、損益がプラス約14,000円となります。
為替差益を足した残高を34,000円にしてから、再度エントリーする方が資金的にも有利になると思われます。
スワップポイントは、日をまたぐときに発生しますので、今の時期ですと一旦決済しても午前6時以前に再度エントリーすればスワップポイントは実質継続的にゲットできることになります。
一度決済して再度エントリーするとポジションが変わりますが、ここからペソ高が続く分には問題ありません。
問題は、トレンドが反転してペソ安に進む時にどうするかという事になります。
トレンド反転をうまく利用して、ポジションを上に持っていくことができると思います。
このあたりがスワップ投資術の一つのコツかもしれませんし、試行と実践の目的でもあります。
この続きは、次回につづく
USDHUF おまけ
通貨ペア USDHUF
金利差 USD(5.5%)HUF(7%)➡ 1.5%
ボリューム 1,000ドル(0.01)1,000通貨(①)
レバレッジ 25倍
スプレッド 330円(1,000通貨)
残高 20,000円(15,000円でも可能)
スワップポイント -10円/日(売)
試験的ではありましたが、スワップポイントがプラスだと思っていてショートでエントリーしました。
上図のようにアメリカドル/ハンガリーフォリントの日足でトレンド転換ポイントを示す三尊から第3波でショートエントリーしました。
順調に下降したのはいいのですが、スプレッドがかなり大きく頻繁にはエントリーしにくいと感じました。
下りの第3波でしたので時間がかかりようやく日を跨いだところ、なんとスワップポイントが‐10でした。
よくよく考えてみればそうかもしれません。アメリカドルとハンガリーフォリントの金利差が1.5%しかないのですから。
ドルでなく円とのペアHUFJPYなら金利差7%ですからロングでエントリーすればスワップポイントが得られると思われます。
まだフォリント高になるかどうか様子をみて決済しようと思います。日をまたぐとスワップポイント‐10になってしまいますし。
とはいえ、-10円なんですけど(>_<)
10,000通貨でエントリーすると、-100円が発生することになるのでしょう。
まとめ
スワップポイントによる損益のしくみを実際にエントリーして行うことである程度把握することができました。
スワップ取引では、年足、月足、週足、日足、4時間足、1時間足をしっかり把握してエントリーする必要があります。
ロングでエントリーする必要がある通貨ペアなのか、ショートでエントリーする必要があるのかをしっかり把握しなければなりません。
間違えると、スワップポイントがマイナス付与になってしまうのですから。
また、ロングエントリーならできるだけ底に近いところからエントリーしたいですし、逆にショートエントリーの場合は、できるだけ天井に近いところからエントリーしたいものです。
また、レンジ幅ができるだけ狭い通貨ペアにすることによって証拠金をはじめとして投資金の節約にもつながり、リスクも低減します。
為替変動だけでなくスワップポイントもゲットすることができるスワップ投資術は、しっかりとノウハウを蓄積できれば金利の低い(ほぼない)日本ではリスクをできるだけ低減させた上でのスワップ投資は大変有効に活用できます。

FXデビュー者のスワップ投資術
スワップポイントを蓄積させることによる損益なため、ショート又はロングエントリーさえ間違わなければ、テクニカルな部分はないので塩漬け的な考え方で運用できます。
しかし、為替は常に変動していますし、通貨ペアの経済状況や政策もありますし、世界情勢も影響しますのでロスカットに耐えられる残高があれば問題ないかと思います。
資金に余裕がある場合は、いいかもしれませんが、限られた資金で運用するとなると無理をしない運用が求められます。
日本は、金利がほぼないに等しいのでスワップ投資をうまく使って資産を増やしたいものです。


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